行事
親子一泊旅行
開設年度(1986年度)から始まった、保護者と一体となった秋の一大行事です。利用者と保護者と職員でバス2台を連ね、近隣の観光地に行っています。新幹線を利用して山口県萩方面を訪ねたり、飛行機で東京ディズニーランドに行った年もあります。
その他、これまで、宮島・平和公園、三方五湖、奈良公園、鳥取砂丘、小豆島、鳥羽水族館、瀬戸大橋・四国など、高砂を基点に、東西南北あちらこちらを訪ねています。
いいホテルに泊まることが伝統となって、部屋は親子単位でとります。夜の宴会は毎年賑やかで、一寸アルコールも入れて、カラオケや保護者や職員からの出し物で楽しみます。
平成27年11月に大山、蒜山方面へ行ってきました。
一日目はとっとり花回廊を散策した後、大山ロイヤルホテルに宿泊しました。
料理も大変美味しく、出し物の余興やカラオケも盛り上がりました。
2日目はなし狩りをして、帰路、紅葉真っ盛りの大山の麓を通って高砂に帰りました。
秋を満喫出来た楽しい旅行になりました。
レインボーデー
親子一泊旅行の集団旅行と違って、小グループによる日帰り旅行です。利用者と支援員、2対2のマンツーマンで、それぞれのグループで企画した観光地や映画や味覚狩りなどに行きます。月に1~2グループを企画して、年間を通した行事になります。
当初は公用車で出かけていましたが、“療育の成果を生活に返していこう!” (より普通の生活に近づけていこう!)の合言葉で、現在は公共交通機関利用を利用しています。
難波極楽商店街、神戸ルミナリエ、海遊館、神戸南京街、新戸倉スキー場、岩屋海水浴場、淡路島フルーツ農園、ザ・スカイビュッフェ、スパワールド世界の大温泉、ユニバーサルスタジオジャパン、須磨水族園、甲子園などなどに行っています。
街を歩き、レストランに入り、スキーをして、(新任職員は)利用者の思わぬ嬉しい発見をし、(ベテラン職員でも)予想を超えて落ち着いた彼らのふるまいに驚くことがあります。利用者ともども、楽しく勉強になる「レインボーデイ」です。
平成27年度は、有馬温泉、いちご狩り、ネールサロン、チキンラーメンの工場見学、和菓子作り、六甲山牧場など、幅広い企画で利用者さんに楽しんでいただきました。
あかり喫茶
あかりの家後援会役員の方から「何か、地域でお手伝いしましょう」と声をかけていただき、98年8月から始まった「あかり喫茶」です。毎月最終金曜日、ご近所からボランティアとして4~5人、地域交流ホームに来ていただき、会場の準備など多くをすすんでやっていただいています。
施設内作業班は午後の作業を中止して、パラパラと道を挟んだ“喫茶店”に出かけます。昼食は作業場でとる外作業班のメンバーは、閉店前の“喫茶店”に車を横付けして、作業着のままでケーキ&コーヒーとなります。
「いらっしゃいませ」と迎えるのは、ボランティアの皆さんと、ウエイター(ウエイトレス)の利用者です。差し出されたコーヒーやコーラやジュースなどの写真入メニューから好みの飲み物を注文し、ショートケーキはお盆に並べられた何種類かの中から一つを選びます。
誕生会も兼ねて、誕生月の利用者にはケーキにろうそくが立てられ、居合わせた“お客さん”が「Happy Birth Day to you」の歌を贈ります。
平成27年度も七夕や書道などの企画を通して利用者さんにも参加していただきながら、あかり喫茶を盛り上げていただきました。
ナイスハートバザール
大型店舗のご協力(会場提供)を得て、1992年から毎年秋に開催している福祉バザーです。当初は、さをり織り、さき織り、陶芸など、利用者作業班の作品に、保護者手作り作品を加えて、展示販売していました。
現在は、アスパ高砂・ジャスコ高砂店のご協力で、さをり織り作品(スカート、ショール、帽子、マスコットなど)と、さき織りマットを実演・販売しています。さをり織り商品には、「あかりブランド」としてのネームタグを取り付けています。
利用者の実演タイムも好評で、時に、見学の子どもたちが実演に参加したりもします。
高砂マラソン
「地域行事に積極的に参加しよう」と、1994年から、高砂マラソンに出場しています。最初は“どうなることか”不安を抱えての参加でしたが、しばらくして10kmにも挑戦し始め、最近では、10km出場選手には、高砂市臨海に立地する大企業の陸上部の方たちの応援も得ています。